障がい者施設紹介

ビーイング

No. 3

2010年8月11日(水曜日)施設紹介のコーナー第3弾は、『のほほん工房』さんです。取材当日、雨でしたが、福地秀樹さん・太田恵さんは通常午後1時からの出勤にもかかわらず、朝10時から対応して下さいました。とあるマンションの4階、オートロック玄関を開けてもらって階段を上がります。閑静な住宅街です。お部屋は3LDK。リビング以外はパソコンだらけ、一部屋は、ビーズがいっぱい、女性の夢を作っています。センスの問われる作業です!!

Q1. 開所の目的は?

A1.

1999年7月1日地域活動支援センターとして設立しました。
障害を抱える人達が地域とつながって生活していくことを支援して、自己の認識と自発性、自信などを身に付ける為の活動を行って、人とのつながりや就労、社会と共生していくことを支援する事を目的としています。今は、メンバー五名で頑張っています。

Q2. 作業所の活動時間は?

A2.

今は、毎週火曜~土曜日の午後1時~午後7時までです。
メンバーの状況を考えながら、今後は朝10時頃から夕方5時頃にと考えています。
夜はキチンと寝て、朝すっきり目覚めるようになれたらいいなと思います。

Q3. 活動内容(作業内容)は?

A3.

月一でハッピーライフというメンタルケア情報誌を発行して、メンバーの気持ちを詩にし、CDも販売しています。録音のときは、2時間キーボードを弾き続けて頑張りました。昨年からは、しあわせ屋という天然石のお店も始めました。
その他、高台公園清掃、白石方面のビル清掃、ポスティング、またメンバーミーティングも大切な時間です。

Q4. 休み時間はどのように過ごしていますか?

A4.

みんなで楽しく笑いながら過ごします。笑点みたいな事をやっています。

Q5. 作業所のここが面白いという所、または、ここが楽しいという所は?

A5.

みんなで冗談を言い合えるところです。居心地の良さと、何か守られている感じ。 精神の方もいて、作業に集中できるのは2時間ぐらいなので、今は仕事が忙しくて出来ませんが気分転換にライブ活動や、たまのお食事会などの、の~んびりした時間を過ごせることが大切で必要だと思っています。

Q6. 今困っている事は?

A6.

ハッピーライフ(情報誌)の原稿が集まらないこと、 甘えと依存の気持ちが強くてなかなか自立できないこと。

Q7. これからの目標は?

A7.

しあわせ屋というお店の発展です。いろんな所にどんどん売って出て、自立を目指しながら、ライブ活動やお笑い活動をしてみたい。
また、イベント情報をもらって、どこにでも作品を持って行って販売したい。
それと、作業所同士で集まってイベントを企画して、販売会が出来たらいいなと思っています。

Q8. 元気ジョブに望むこと

A8.

一般の雑貨屋さんや、カフェでテーブル一つ分でいいから作品販売できるチャンスがほしい。そういう情報を元気ジョブに期待しています。
あとは、皆が集えるような場所があればよいと思います。(障がい者も健常者も共に集えるところ)気楽に、あの人の顔を見たいから、行ってみようかなっーて思えるようなところ。

ビーズブレスレット
ビーズブレスレット
ビーズの作業デスク
ビーズの作業デスク
独創的デザイン
独創的デザイン
Tシャツ(オリジナルデザイン)
Tシャツ(オリジナルデザイン)
Tシャツ(オリジナルデザイン)
Tシャツ(オリジナルデザイン)
スナップ
スナップ
朝からの取材にも快くご協力頂き、ありがとうございました。
12日からの平取町二風谷(ビラトリチョウ ニブダニ)で行われる、”アイヌモシリ1万年祭”で販売予定の赤いTシャツ、黒いTシャツは福地さんやメンバーさんがプリントのデザインをしています。ブレスレットは、天然石を用いて、運気を上げたり、星座に合わせた、ラッキーカラーを意識して作成している作品です。
また、福地さんが以前岩見沢のクピドにいたため今でも縁が有り、10月19日~21日までの岩見沢クピドでの”秋の授産フェアー”にも出店します。
CDを購入して早速聞いてみました。激しいロック調かと思いきや、詩は心の中をさらけ出していますが、曲は優しいフレーズの連続でリラックスさせる音楽だと感じました。
法人名
特定非営利活動法人 のほほん
施設名
ビーイング
施設形態
就労継続支援B型
住所
札幌市豊平区中の島1条6丁目7番23号
電話番号
011-815-2400

記事担当:元気ジョブ 中山