障がい者施設紹介

もこもこ

No. 12

今回は白石区にある「もこもこ」さんです。地下鉄駅そばで大変交通の便の良いところにあり、今年出来たばかりの事業所です。「もこもこ」久保田さんに話しを伺ってきました。

Q1. 作業所の区分、利用者数を教えて下さい。

A1.

就労継続支援B型で利用者数は15人です。

Q2. 現在、行なっている業務内容を教えて下さい。

A2.

授産品にマグネットピンチ、羊毛で作ったストラップ製品、革製品(コースター他)等のオリジナル商品を製作しています。
役務サービスでは封入作業、ポスティング作業等を行なっております。
来春には白石区内の公園清掃作業を受注してます。

Q3. 事業所の目標やモットーなど教えて下さい。

A3.

共に働ける場にしていこうと常々思っております。
無理に就労させようとは思いませんので一緒にみんなで働ければ良いと思っています。

Q4. 常日頃、職員が心掛けてることは何ですか?

A4.

上から目線ではなく、同じ目線に立って考えるということを心掛けています。トラブル等が発生しても一緒に考えて解決するように心掛けています。

Q5. 現在、欲しい業務は何ですか?

A5.

多少のリスクを伴ったとしても、単発ではなく継続性のある業務が欲しいです。

Q6. 将来(5年後、10年後)にはどのようになっていたいですか?

A6.

事業(仕事)作りをし、障がいのある人ときちんと雇用関係を結び、共に働く場・社会的事業所してスタートできてればいいな~と思います。

Q7. 今までで良かったこと、嬉しかったことは何ですか?

A7.

今年多くの方々の支えがあって「もこもこ」がオープンできたことが大変嬉しかったです。

Q8. 逆に失敗したことや困ったことは何ですか?

A8.

思いつきません。たぶん沢山あると思いますが・・・(笑)

Q9. 工賃アップするために何が必要だと思いますか?

A9.

福祉的就労からの脱却!一般民間会社までとはいかないと思いますが、商品品質の保持や市場経済の動向を把握した取り組みと「福祉だから・・・作業所だから・・・」という甘えを持たないことが重要だと思います。
言うのは簡単ですがね・・・(笑)

Q10. 元気ジョブに対して求めることは何ですか? また元気ジョブは「作業所同士の連携」を目指していますが、それに関してどう思いますか?

A10.

民間企業とのマッチングや事業所間で連携し合い共同受注等がもっとできれば良いですね。
そうすればもっと商品を安定的に流通させられるようになると思います。
でも作業所の弱点として数がこなせないため(安定供給ができない)、一般の流通に乗せることができません。一般の流通に乗せられないということはいつまでたっても福祉的就労からの脱却はできません。
それぞれの事業所さんの得意分野や技術、設備備品などを事業所間同士で連携し、一つの授産品、作業業務につながっていけば良いと思いますので、是非元気ジョブさんにお力添えいただきたいと思います。

羊毛で作ったストラップ
羊毛で作ったストラップ
マグネットピンチ
マグネットピンチ
羊毛で作ったストラップ完成
羊毛で作ったストラップ完成
お忙しい中、快く取材に応じていただきありがとうございました。
何にでも挑戦しようとする前向きな姿勢がヒシヒシと伝わってきて、とても力強い感じがしました。
法人名
特定非営利活動法人 地域障害者活動支援センタ-創成もえぎ
施設名
もこもこ
施設形態
就労継続支援B型
住所
札幌市北区北33条西10丁目3-1
電話番号
011-299-9664

記事担当:元気ジョブ 中田