障がい者施設紹介

(廃止)フレンドシップハウスシオン

No. 19

今回は札幌フレンドシップハウスシオンさんで理事長の永井幸子さんにお話を伺いました。作業風景を写真でご紹介したかったのですが、私が訪問したのは、リハビリーの日でした。

Q1. 作業所の区分・利用者数は?

A1.

地域共働作業所で今まで来ましたが、平成23年4月から地域活動センターを目指し、平成24年には、就労支援B型シオンファクトリーとして手作り味噌作成・販売を目指しています。利用者数は12名です。重度身体障がい者から軽い方までいろいろです。

Q2. 目標は?

A2.

私の理念ですが、障がい者が喜んで働けること、工賃アップも大切な事ですが、仕事を楽しみ・生きがいを感じるような作業所でありたいと思うのです。

Q3. 現在行っている作業内容は?

A3.

授産製品で手作り味噌、陶芸、レザークラフト、木工、その他です。

Q4. 職員が心がけていることは?

A4.

重身のメンバーさんに食事を与えるだけでも1時間以上かかります。固形物を噛むことも出来ず飲み込むことも難しいので、ペースト状の食事をむせないように一さじ一さじ食べてもらいます。職員は皆ゆったりを心がけています。重身の方々は、車椅子に座って食事を食べますので長い時間は身体に負担がかかり無理なので、横になってもらって体を休めるようにしています。

Q5. アピールポイントは?

A5.

職員は、メンバーさん個々に視点を当てて一人一人の持っている良いものを引き出せる用にサポートしています。

Q6. 欲しいと思っている作業は?

A6.

作品作りの向上を目指しています。作品一つ一つに心を込めて良い作品を作ることでその為にアドバイザーが欲しいですね。

Q7. 今までの仕事で良かった・役に立ったことは?

A7.

リハビリーを兼ねた作業として考えてやってきましたが、陶芸で言えば最近漸くお皿も良い作品が出来るようになったことですね。

Q8. 今までの仕事で困った・失敗したことは?

A8.

一般企業の営業マンが以前に施設に来て袋の紐とうしの仕事を持ってきてくれ収入につながると思いやってみましたが、最初は品物を運んできて持って行ってくれるはずが、品物を取りに行き、出来上がったら配達してを何回も繰り返し利益は有りませんでした。それからは外の仕事はしません。

Q9. 今後の活動方針は?

A9.

木工機械も沢山入り事業の拡大を考えていますが今は準備中です。シオンファクトリーで手作り味噌が順調に売れているので、今までと違う味噌の種類を増やし新たな展開を目指しています。

Q10. 元気ジョブに求めることは?

A10.

元気ジョブがもっと皆に知れ渡り理解されていけばよいと思います。

Q11. 各作業所のスキルアップの為には何が必要ですか?

A11.

アドバイス・皆の声ですね。

Q12. 作業所のPRをどうぞ

A12.

重度の障がいのある方も含めて皆で頑張ってよいものを作ろうとしている作業所です。仲間同士の仲が良く争うこともありません。軽度のメンバーが重度の方に声をかけ、面倒をみようとしています。とにかく “ゆ~ったり・仲良く・楽しくですね”!!

陶芸品
陶芸品
車へ乗り込み
車へ乗り込み
出発です
出発です
大変お忙しい中、取材にご協力いただき有難うございました。
法人名
特定非営利活動法人 イクシア札幌
施設名
(廃止)フレンドシップハウスシオン
施設形態
作業所
住所
札幌市清田区平岡9条3丁目12―15
電話番号
011-376-0031

記事担当:元気ジョブ 中山