お知らせ

新たな障がい者協働事業所が開所しました

2012/02/01

2月1日株式会社エニシィングが札幌市の制度を活用して協働事業所をたちあげました。5名の障がい者を雇用し、事務所は元気ジョブと同じ市民活動プラザ星園。

そこでさっそく産声あげたばかりのエニシィング事業所を訪ね、責任者の斎藤さんに話を伺ってきました。

Q.IT関係とは聞いています。私みたいアナログ人間にはよくわからないのですが、そもそもどのようなことをやっている会社なんでしょうか?
A.今から6年前の2006年に創られた若い会社で、エニシィングという社名は「縁」に進行形のingをくっつけたところからきています。一般書籍のデーター化から始まりHPまた3DCG(コンピューターグラフィックス)の作成などをやっています。

Q.どうして今回、障がい者の協働事業所を創ろうとしたのでしょうか?
A.会社としては、以前からIT部門で障がいをもっている人でもやれる仕事はかなりあるのではないかと考えていましたが、具体的にどのように進めるのか良くわからず困っていました。12月に札幌市が協働事業所を募集している案内をみて「これだ!」と思い、忘年会も断り事業計画書づくりに没頭、年末の締め切り間際にどうにか提出することができました。年が明けて札幌市から通知がきた時は思わずガッツポーズがでちゃいました(笑)。

Q .どのような事業をされるのでしょうか?
A.パソコンを使ったデーター入力、ツィッターの運用、一般書籍の電子書籍化などです。

Q.2月1日まで時間もなく準備が大変だったのでは?
A.それはもう!!障がいについて全くわからないことばかりなので不安が大きく、研修会に参加したり養護学校教員向けの参考書を読み漁りました。採用面接も15人の応募がありました。本当に皆さん前向きで働く意欲の高さを感じましたが、残念な思いで10人お断りさせてもらいました。

Q .まだ仕事を始めて1週間位なものですが、どんな感想をもっていますか。
A.始まったばかりなので内部の研修に力を入れていますが手ごたえは十分ですね。当初の予定より早く事業が進んでいます。

Q.将来的な方向というか夢というのはなんでしょうか?
A.まずは現在抱えている3つの仕事をのばして障がい者雇用を増やしていきたいということ。そして、将来障がい者従業員の中から事業の中心を担う人間を育てていければと思っています。

また、2月10日には事務所開きが行われ、元気ジョブスタッフも参加、美味しい料理を食べながら交流をさせて頂きました。

事業所内
事業所内
開所式1
開所式1
開所式2
開所式2