障がい者施設紹介

ジョブロジック新さっぽろ

No. 37

先日、厚別区にオープンした『ジョブロジック新さっぽろ』さんにお邪魔してきました。ジョブロジックさんは手稲区でも就労継続支援A型の事業所を運営されていて、こちらは二つ目のA型事業所。現在の状況などについて、JR森林公園駅近くにある事業所で施設長の山田さんに色々とお話を伺ってきました。

Q1. こちらはA型事業所とのことですが、現在の定員や利用者数を教えて頂けますか?

A1.

利用定員は15名(現在20名への変更申請中)で、登録が11名です。
その中で雇用契約を結んでいる方は9名、残りの方は雇用へ向けた作業トレーニングを行って頂いています。

Q2. こちらの事業所で行っている業務内容を教えて下さい。

A2.

雇用契約を結んでいる方は週5日月曜から金曜までの一日4時間、江別市の食品工場へ行き野菜の皮むきやカット・芯取りなどの作業を行っています。
作業トレーニングの内容は事業所内での工場内作業シミュレーションや清掃作業などがメインですね。

Q3. 野菜のカットということは刃物を使っての作業ですか?

A3.

はい。勿論、当社で保険に加入はしていますが、刃物を扱う以上は自身で安全管理が出来るという事も雇用契約を結ぶ上で必要な能力ということになります。

Q4. 働いている利用者の反応はどうですか?

A4.

先方に労働力としてしっかりと認めて頂いている事が就労者のモチベーションUPに繋がっています。 先方に『必要とされている』ということが働いていて伝わってくる職場環境になっていると感じていますね。

Q5. 事業所としての目標などはありますか?

A5.

働いている方々の賃金UPです(現在時給719円)。当社規定による能力評価を行っていて、手稲区の事業所では昇給の実績もあります。
A型でただ働くというだけでなく、能力の向上が賃金の向上に繋がっていくことにやりがいを感じて欲しいと思っています。

Q6. 職員の方々が普段心がけている事は何かありますか?

A6.

工場へ出向いての作業という事で、慣れない環境によるストレスや疲労を見逃さないよう注意しています。
また、休養や疲労の取り方などに関するアドバイスや作業環境の改善も先方と調整して行っています。

Q7. 工場での作業には職員も同行されているんですか?

A7.

はい。常時1名以上が同行して利用者の方々と一緒に作業しています。ですので、作業内容に関して職員がしっかりと把握しています。

Q8. 就労を希望する方へ向けてのアピールポイントは?

A8.

通常は工程単位で当社が受注している作業を行って頂いていますが、応援として一般のパートの方々と一緒にお仕事をさせて頂く機会や作業伝達の上でパートの方々とやり取りをする場面も多々あります。
一般の方とのコミュニケーションを取る機会が多くあるということや、作業が安定して供給出来ているということがアピールポイントですね。

Q9. 事業所としての長所・短所は?

A9.

通勤に関してはJR森林公園・新さっぽろ、地下鉄東西線の新さっぽろ駅まで送迎を行っています。ですので、札幌市だけでなく江別方面にお住まいの方へ対応する事も可能です。 難しい所としては、企業でのお仕事ですので作業ノルマなどの面が福祉事業所に比べるとある程度ハードルが高いという部分でしょうか。

Q10. 最後に、事業所の宣伝などがございましたらどうぞ

A10.

ジョブロジック新さっぽろは、株式会社ジョブロジックが平成25年4月1日に新規オープンしたばかりの就労継続支援A型事業所です。
運営のイメージとして、
①利用される方の社会への参画や収入の増加。
②企業にとって、安定した労働力の確保や社会・地域貢献。
③地域での障がい者イメージの変化。
利用者、企業、地域それぞれの目的を達する事で互いに良い効果が生まれるのではないかと考えております。
そのためには、利用者・仕事を共に増やしていく必要があると思っています。当施設の利用を希望される方や、作業の依頼を考えている企業の方々がおりましたら、是非ご一報下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。

入口看板
入口看板
手稲区で培ったノウハウを持って厚別区に開所したジョブロジック新さっぽろさん。
江別方面にも対応出来るという強みを活かして障がいを持った方々の活躍の場を広げていってくれることに期待しましょう!
山田施設長、お忙しい中ありがとうございました!
法人名
株式会社ジョブロジック
施設名
ジョブロジック新さっぽろ
施設形態
就労継続支援A型
住所
札幌市厚別区厚別北4条4丁目7-7
電話番号
011-398-4701
FAX番号
011-398-4799

記事担当:元気ジョブ 大加瀬