障がい者施設紹介

ぽから

No. 56

今回は北区の「ぽから」さんを訪問して、施設長の齋藤さんにお話をお伺いしてまいりました。

Q1. 福祉サービスの区分と利用者さんの現状を教えてください。

A1.

就労継続支援B型になります。利用者さんは現在1日15人前後の方が通所されています。年代は20代~60代までと幅が広いです。

Q2. 事業所では現在どのような作業を行っていますか?

A2.

手作り雑貨作製(編み物やオーナメント作り・木工品・プラバンアクセサリーなど)、パソコントレーニング(エクセル・ワード、サーティファイ検定に向けての週1回講習会)、グループミーティング、SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)、ヨガプログラム、英会話などです。

Q3. 他にどのような作業をされていますか?

A3.

併設のカフェでの手作り雑貨の販売やバザー、元気ショップなどへの出店です。その他ポスティングや内職系の作業も行っております

Q4. 今後チャレンジしてみたい事はありますか?

A4.

去年おきたネパール地震の際の支援活動の経験を活かし国際協力やフェアトレードなど、今私たちが受けている支援を他の方々へ還元する活動をしたいです。

Q5. どの様な支援活動をされたのですか?

A5.

大通り公園でメンバーさんと一緒に募金活動を行ったり、実際に現地へ職員が出向き直接、古着などを手渡しました。ヒマラヤ小学校という日本人が作った学校があるのですが、そこへ文房具やオモチャなどを届けたりもしました。

Q6. 作業をするにあたりどのような点に注意していますか?

A6.

障がいや適正が各々異なるので、ひとりひとりにあった作業を見つけて、社会の役に立っているという「やりがい」や「達成感」を味わってもらい、就労への意識を高めるように配慮しています。

Q7. 事業所の方針、アピールポイントを教えてください。

A7.

事業所でメンバーさんが安定して過ごせるように配慮し、それぞれの特性を伸ばし社会と関わっていけるようにと考えています。作業・訓練だけでなく併設のカフェでの接客、 イベント開催、北大留学生ボランティアによる英会話などを通し、広く地域の人たちとふれ合うことにより、コミュニケーション能力を養い社会への第一歩を踏み出せるように支援をしていきたいと思っています。

事業所内風景
事業所内風景
手作り品
手作り品
手作り品
手作り品
データ入力中
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事業所内風景
事業所内風景
ぽから祭りの主催、ネパール地震被災者支援の一貫としてチャリティーヨガの開催などのお話を伺い、地域の方々とのふれあいと今後の支援活動への熱い想いをヒシヒシと感じた取材となりました。貴重なお時間を割いて頂きありがとうございました。
施設名
ぽから
住所
札幌市北区北23条西5丁目2-39 N23ビル5F
電話番号
011-374-1513
FAX番号
011-374-1563

記事担当:元気ジョブ 富田 英人