障がい者施設紹介

ライフテンダー札幌

No. 77

札幌市西区新発寒大通を挟んだ、つぼ八発寒店のはす向いにあるB型事業所ライフテンダー札幌の柴田施設長に話を伺ってまいりました。

Q1. 福祉サービスの区分と利用者や現状を教えて下さい

A1.

ライフテンダー札幌は就労継続支援事業B型(定員20名)の事業所です。事業所に登録されている方は現在27名で、一日15名~20名の方が利用しています。障がい種別は精神の方が約6割、発達・知的・身体の方が約4割です。あと年齢は下が20代から上は50代と幅広い利用者がおり毎年2~3名程度ですが一般就労さる方がいます。

Q2. 事業所の特色や今、手がけている仕事は?

A2.

パソコンを使用する作業は、印刷やホームページ作成など個人のスキルに合わせて色々な作業があります。また、パソコン以外にもポスティングやチラシ折り、ボールペンの組立やキーホルダー加工等がありますが、事務職を希望している方もいるので帳簿管理や伝票作成等の作業もおこなっております。

Q3. 障がい福祉の仕事にたずさわって良かったと思う時は?

A3.

ある男性の利用者の方の話です、初回面談の時に、五分も座っていられない方が通所開始しました。まず、『将来、どんな自分になりたいか?』を目標に自身の得意な事と苦手な事を少しずつ整理していき、就労支援はライフテンダーで行い、生活支援は他の相談事業所と連携を取りながら通所していました。
約5年後、一般就労が決まり退所しました、最後の玄関先の挨拶で『これから仕事がんばります』の一言がとても今でも印象に残っています。一番努力したのは、勿論本人です、ただ一番近くでその努力した姿を見られた事が、僕自身の今でも励みになっておりこの仕事について良かったなと思いました。

Q4. 新しくチャレンジしたい仕事はありますか?

A4.

スタッフが何か新しい事をチャレンジするのではなくて、利用者の方が『何々をやってみたい』という意見には全力でサポートしていきたいと考えています。
ですが…個人的にはクラウドを活用した仕事に少し興味があります(笑)

Q5. 利用者の方に楽しく作業を行って貰う工夫を何かされていますか?

A5.

作業中もスタッフ、利用者隔てなく冗談を言い合える関係を築いていると思っていますし他の利用者との丁度良い距離感を考えながらコミュニケーションの向上に繋がるようにサポートしております。

Q6. 最後に事業所のアピールポイントをお願いします。

A6.

ライフテンダー札幌では、みなさんの「働きたい」という気持ちを大切に考え、「働いていく事の技術」をサポート出来ればと思っています。

例えば作業で失敗したらどうしよう…失敗は誰にでもありますが失敗をそのままにしないで、そこを変えれば成功に繋がるのです。だから今後も『働いていく』と言うことを一緒に考えていければと思っています。
また、スポーツ活動にも積極的に取り組んでいて、札幌市内で障がい者フットサルにも参加しています、興味がある方は是非お問い合わせを!!4年に1度のサッカーが盛り上がる年が来ますよ(笑)

データ入力
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キーホルダー加工
キーホルダー加工
キーホルダー作業
キーホルダー作業
ライフテンダーの職員の皆さんは、意欲と責任感を持って利用者の方の自主性を大事に、また利用者一人一人の事を考えている事業所です。お忙しい中、取材の時間を割いて頂き本当に有難うございました。
法人名
特定非営利活動法人リッシュ
施設名
ライフテンダー札幌
施設形態
就労継続支援B型
住所
札幌市中央区北1条西19丁目2 緒方ビル2F
電話番号
011-688-5951

記事担当:元気ジョブ 土門