生き活きワークセンター
No. 127
生き活きワークセンター、施設長 齊藤 直人様にお話しを伺って参りました。
Q1. 事業所の作業区分と利用者数を教えて下さい。
平成11年11月11日に小規模作業所として北区あいの里に設立されました。現在は多機能型(生活介護・就労下族支援B型)事業所として手稲区曙に主たる事業所、北区あいの里に従たる事業所を置き活動しております。利用者様の男女比率は、2ヵ所合せて定員40名ですが、現在は45名の利用者様が通所しており、男女比率は男性25名・女性15名と成っております。
Q2. 事業所の現状を教えて下さい。
手稲地区・あいの里地区ともに近隣には高等養護学校や支援学校が位置しており、学校卒業後に進路を選択する際に通いやすいという事で選択肢に入れていただく事が多く、比較的利用者さんの平均年齢が若い事が特徴です。また、どちらの事業所も住宅街に位置しておりますので、周辺は閑静で落ち着いた雰囲気ま中で日中活動を過ごす事が出来ております。
Q3. 事業所のモットー・目標を教えて下さい。
法人としての理念でもありますが、就労継続支援B型はもちろんでが、生活介護事業においても日中活動は作業を中心としております。作業収益を得て少しでも利用者さんの経済的自立の助けになるようにという想いと、「働く」ことで利用者さんが「自分は社会の一員として活躍している」と言う自信を持って頂きたいという想いから作業活動を主たる日中活動として取り入れています。
Q4. 職員が心がけていることを教えて下さい。
常に利用者さんの心境に寄り添った支援を一番に考えてサービスを提供できるように心がけています。また、保護者様も安心して利用者さんを送り出せるように、利用者さん、職員ともに笑顔の絶えない環境作りを実践しています。
Q5. 事業所のアピールポイントを教えて下さい。
事業所にて所属栄養士の献立により、栄養バランスの取れた食事の提供を行っており、バラエティーに富んだメニューは利用者さんからも好評を頂いております。
Q6. 現在おこなっている仕事の内容を教えて下さい。
各企業様より受託している内職的な作業がメインと成っております。利用者さんの技術に合わせた作業工程を提供できるよう、割箸の袋入れやゴミ袋の折込、お土産のパック詰めやラベル張り、縫製した衣類の糸取りなどの仕事をしています。また、小ロットではありますが、名刺やハガキの印刷作業も行っており、印刷業者に比べて比較的低価格で提供しております。近隣の授産製品を取り扱っているお店や地域のイベントなどで手工芸品を販売しております。
Q7. これから欲しいと思っている仕事内容が有れば教えて下さい。
各企業様の状況により作業の入荷数等に変動が見られることが多いです。特に春先は作業入荷数が少なく、昨今は新型コロナウィルスの影響もあり、割箸作業などは特に入荷が少ない為、一年を通して安定した入荷量がある作業を頂ければと思っています。
Q8. 作業工賃アップのために何が必要と考えますか。
新規作業種の開拓とともに納期の影響を受けずに進める事が出来る自社製品の開発など検討しております。現状ではノウハウや設備面などに不足している為、今後の課題と成っています。
Q9. 元気ジョブに求めることが有れば教えて下さい。
事業所単独での企業開拓には限界がありますので、これまで以上に事業所と企業の橋渡し役に成って頂けることを期待しています。
- 法人名
- 社会福祉法人 小樽高島福祉会
- 施設名
- 生き活きワークセンター
- 施設形態
- 生活介護・就労継続支援B型
- 住所
- 札幌市手稲区曙6条3丁目10番27号
- 電話番号
- 011-688-1771
- FAX番号
- 011-688-1772