クラブハウスコロポックル
No. 144
国道36号線の幹線道路に面しているB型事業所クラブハウスコロポックル、職業指導員 比内 啓之さんにお話しを伺ってきました。
Q1. 事業所の区分と利用者数を教えて下さい。
高次脳機能障害を抱える方を対象とした、就労継続支援B型事業所として、開設いたしました。定員20名に対して、男性20名と成っております。事業所としては、男性を対象としています。
Q2. 事業所の現状を教えて下さい。
札幌ドームが近くに有り、移動の交通機関にも便利な立地と成っております。日中の活動の場として作業だけではなく、余暇活動(市営体育館でのスポーツや外出レク、ボランティアさんとの貼り絵教室、グループミーティング等)の支援にも力を入れています。
Q3. 事業所のモット・目標などありましたら教えて下さい。
メンバーさんが安心して過ごせる場であることをモットにして、職員一同が取り組んでいます。季節の変わる時期には、利用者さんの体調管理には気を付けております。
Q4. 職員が日々心がけていることがありましたら教えて下さい。
通所時はもちろんですが、家族を含めた生活全体を見ながらの支援をしていくこと。色々な体験を通してメンバーたちが自分の事を知り、より良い地域生活を送れるよう支援していくことを心がけております。
Q5. 事業所のアピールポイントがありましたら教えて下さい。
高次脳機能障害で同じような悩みを抱えている仲間との交流を深めていきたいと思っております。セミナー等も積極的に参加しており、日々の生活の中でも役に立っております。
Q6. 事業所で現在おこなっている仕事の内容を教えて下さい。
地域の小学校や施設から頂いた廃油を使った石鹸作り、パウンドケーキなどの製菓作業、毎日の昼食作り、印刷作業、製本作業、近隣ビルの清掃作業、高校野球のボール修繕作業をメインとした仕事をしております。
Q7. これから欲しいと思っている仕事がありましたら教えて下さい。
野外でする仕事に挑戦してみたいと思っております。額に汗をかきながら、達成感を得られる仕事に挑戦することが目標です。
Q8. 今までの仕事でやって良かったことがありましたら教えて下さい。
メンバーさんたちが修繕したボールを、高校球児の開会式で直接贈呈できたことが、メンバーさん・職員含めて感動しましたし、やって良かったと実感しています。又、贈呈後に野球のユニホームをいただき感激しておりました。メンバーさんたちが作った授産商品を、バザー等で対面販売し、商品作りにやりがいを感じ、楽しんで作業をして頂いております。
Q9. 事業所がいままでに仕事で困ったことや失敗したことがありましたら教えて下さい。
仕事を受けるにあたり作業量が多い事で、受注出来なかったことや、納期が短い事で企業様に迷惑をかけられないので、引き受けることが出来ないことが多々ありました。
Q10. 事業所の今後の活動内容や方針がありましたら教えて下さい。
作業量の調整を図り、無理のないプログラムを作成し実践していこうと思っております。利用者さんが安心して仕事ができる環境を提供し、利用者さんに寄り添った活動を継続していこうと思っています。
Q11. 作業工賃アップのために具体的にありましたら教えて下さい。
生産性の向上を上げるために職員一丸と成って取り組んでいこうと思っております。されに合わせて、販路の拡大や商品開発にも力を入れていこうと思っています。
- 法人名
- 特定非営利活動法人 コロポックルさつぽろ
- 施設名
- クラブハウスコロポックル
- 施設形態
- 就労継続支援B型事業所
- 住所
- 札幌市豊平区月寒東1条17丁目5-39
- 電話番号
- 011-858-5600
- FAX番号
- 011-858-5696
- ホームページ
- http://koropokkurusapporo.com/